Tool 2 ゴール
7つのステップに従い、戦略スケジュールを完成させる
「Tool 1 資格試験・徹底解析」では、資格試験の特徴を理解し、過去問5回転させることを、短期合格のゴールと定めました。
この Tool 2 では、短期間で過去問5回転を達成するために、戦略的にスケジュール(一日の時間割)を作っていきます。
まずは動画を視聴し、スケジュールの作り方をみてみましょう。
動画 (1/2)
では、早速7つのステップに従って自分の生活スタイルにあった戦略スケジュールを完成させましょう。
「戦略スケジュール作成テンプレート」がまだ手元にない方は、以下のリンクからダウンロードし、A4サイズ横で印刷してください。
戦略スケジュール作成・7つのステップ
- 試験日までの残された日数を数える
- 過去問収録問題数を数える
- 過去問5回転の合計問題数を数える
- 1日のノルマを決める
- 1問に対しての制限時間を決める
- 1日の最低勉強時間を決める
- 戦略スケジュールを完成させる
動画 (2/2)
戦略スケジュール記入例
動画と、記入例を参考に、自分の生活スタイルにあった戦略スケジュールを完成させましょう。
はじめは、一日にたくさんのノルマを詰め込んでしまいがちです。しかし、勉強を進めていくうちに、「このノルマの量はちょっときついな」「集中力が持たないな」など、スケジュールに不具合が出てきます。
なので、週に一度、週末にスケジュールを見直し、調整する時間を設けましょう。
戦略スケジュールの重要性
私が受験した一級建築士の場合、5 科目あり、過去問集には1科目ごとに350問が収録されていました。
スケジュールリングの大切さを知る前は、目の前にある大量の過去問をがむしゃらに解き、分からない問題は理解できるまで参考書を読み、1問理解するのに1〜2時間かかったりしていました。
もしかしたら、あなたも気づかないうちに昔の私と同じような無駄の多い勉強方法をとっているかもしれません。
しかし、なんの戦略もなく、ただ目の前の参考書や過去問に時間を費やしても、全く成果は上がりません。私たちがやるべきことは、限られた時間の中で、いかに無駄を省き、1分・1秒を、必要な勉強のためだけに使うことができるかを追求することです。
周囲の協力を得よう!
一日の勉強時間をしっかりと確保し、戦略スケジュール通りに勉強を進めていくためには、どうしても周りの理解と協力が必要になります。
家族、仕事の上司、同僚、友達に、自分が試験勉強のための時間を確保する必要があることをぜひ相談してみてください。
自分の本気度が伝われば、理解は結構得られるものです。
戦略スケジュールが完成したら、次は合格に絶対必須の「自信」をつけていきましょう。