Tip 4 カフェで集中勉強 TIPS

私は、カフェでの勉強があったから受かることができたと言っても過言ではありません。

カフェには不思議なパワーがあるんです。
勉強のコツを掴むと、思わぬ集中力を発揮します。

まずは、お気に入りのカフェを探すことから始めましょう!

カフェ勉が集中できる理由

余計な誘惑がない

お家、会社、塾など、毎日同じ机に向かっていると、どうしても勉強が嫌になる時があります。

そんな時、お家だと、テレビや雑誌、ベッド、お菓子と言った誘惑が待っています。会社だと、メールをチェックしてしまったり、仕事をやり出してしまったり。塾だと、友達とおしゃべりをしてしまったり。誘惑に勝てない時が多々あります。

その点、カフェにはそのような誘惑がないので、気を取られることなく勉強に集中することができます。

程よい雑音が集中力を高める

カフェで勉強を始めてみると、周りの話し声や物音の程よい雑音が、心地よく感じられ、以外に集中できていることに気づきます。

当時は知らずにやっていたんですが、「集中力と音」の関係は、心理学の世界ではよく知られていることなんだそうです。

集中力を完全にコントロールできることで有名なDaigoさんの著書「超集中力」には、こんなことが書かれていました。

東大合格者を対象にしたある調査では 、実に 5 0 %以上の東大合格者が自分の部屋ではなく 、

リビングや喫茶店など 、あえて騒がしい場所で勉強をしてきたことがわかっています 。

これは 「集中力と音 」の関連性を示しており 、ブリティッシュコロンビア大学が行なった研究によっても 、おもしろい結果が出ています 。

被験者を 「図書館くらいの静かな場所 」と 「カフェくらいのうるさい場所 」と 「工事現場くらいのうるさい場所 」の 3グル ープに分け 、それぞれにアイデア出しや企画立案など 、創造性が求められる作業を実施 。

そのうち最もいい結果が出たのは 、カフェくらいのうるさい場所でした 。

しかも 、思索に適していると思われる静かな図書館と 、不適だと思われるうるさい工事現場の結果はほぼ同じというデ ータも出ています 。

試験勉強でも、用語の意味や文章の理解にイメージ力が不可欠ですので、ある意味創造性が求められる作業と言えるかもしれません。

カフェの雑音が勉強の邪魔をしそうだと、カフェ勉を避けてた方は、ぜひ一度試してみてください。

勉強を強制させる人の目と時間制限

人の目がないお家で勉強をしていると、誘惑に負けるのも簡単ですよね。

しかし、カフェには他のお客さんがいて、なんとなく誰かに見られている感覚があります。実際はそんなことないんですけどね。でも、この人に見られている意識が、勉強に集中することを自然と強制させてくれる気がします。

また、カフェでは、コーヒー一杯で居座れる時間って、暗黙の了解で制限されていますよね。この時間制限のプレッシャーが、勉強をうまく捗らせてくれます。

カフェ勉効果を最大限発揮するためのTips

どの科目の、どの範囲を勉強するのか決めておく

カフェに着いてから、「何を勉強しよう?」と悩んでいては効率が悪くなってしまいます。

カフェへ出かける前に、今日は、「どの科目のどの範囲を終わらせるのか」までを明確にしてから出かけてください。

また、それ以外の教科もいくつかかばんに入れておくことをオススメします。なぜかというと、やると決めてきた科目を勉強する気分じゃないという時がたまにあるんです。

せっかくカフェまできたのに、気分が乗らないようでは元も子もありません。

なので、そんな時にすぐに切り替えできるように、いくつか別の教科も持ち歩いておきましょう!

音楽とイヤフォンは常備する

私は学生時代、音楽を聞いて勉強している人たちが信じられなかったんです。音楽に気が取られて、絶対に勉強が頭に入るはずはないと思っていたんです。

しかし、ある日、カフェで試験勉強をしている時に、隣に座ったおばちゃま達の話題が気になってしまって、集中できなくなったことがありました。

カフェはみんなの場所であるだけに、おばちゃま達の会話まではコントロールできません。

そんな時に、イヤフォンをつけて音楽を流してみたら、「騒がしいカフェで、自分にしか聞こえない自分の好きな音楽を聴きながら、勉強に励む私」という、自分だけの世界が広がった感覚がありました。それが気分転換になり、その日、過去問が一気に進んだんです。

それ以来、カフェでイヤフォンをつけて音楽を流すことは、勉強モードに入るスイッチになり、勉強に欠かせないアイテムとなりました。

ちなみに私は、同じ沖縄出身の安室奈美恵さんの曲がめちゃくちゃよかったです。周りの雑音を消すほどボリュームを上げると、気分が高まり、過去問がリズムよくどんどん進んでいった感覚を覚えています。

でも、このTipsには個人差があるかもしれません。

「邦楽だと歌詞を口ずさんでしまうから、洋楽じゃないとダメだ」と言う人もいれば、「音楽を聴きながらは一切集中できない」という人もいます。

私の経験上、勉強始めたばかりのインプット時期よりは、過去問がある程度スムーズに進み出す過去問3週目以降のアウトプット時期の方が、音楽の効果を発揮します。

インプット時期は専門用語を理解するために、脳が想像力を使いフル回転します。その時は、あまり邪魔の入らない静かな所の方が集中できます。しかし、過去問3週目以降のアウトプット時期は、スピードを上げて多くの問題をこなす必要がありますので、音楽が気になるどころか、そのリズムがいい感じでスピードを保って過去問を進めてくれます。

沖縄在住の方へ

私は、新都心にある「One or Eight」というカフェでずっと、一級建築士試験の勉強をしていました。

カフェに長居して勉強するのって、後ろめたさが出てきてしまうんですが、このカフェは違うんです。

カフェのオーナーさんが、「あなたの夢応援」という活動をしていて、勉強する人も応援してくれているんです。店内にはお客さんが夢を書いて貼れる掲示板があり、みんな、「○○大学合格!」や「○○の資格取得!」など、目標を掲げていたりします。

沖縄在住で、勉強できるカフェをお探しの方、ぜひ「One or Eight」での勉強をお試しください。感動しますよ。